11/17~21

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ホワイトアルバム2にのめり込み過ぎて平日の睡眠時間を削りまくり、土日は完全に体調をぶっ壊した。

他のことに一切気が向かなくなるレベルでやっていたので、本も音楽も週刊少年ジャンプも手をつけられていない。シャニマスの三峰さんを取り逃がしたのはショックだった。

ちいかわくらいしか追えなかった。

 

なにしろ不眠不休でプレイしていたのでここで整理する形で少しずつ文章にしていきたい。

ホワイトアルバム2はどうやら最後に回す筈だった雪菜さんルートにいきなり乗っかってしまったようだ。

多分雪菜さんルートは他のヒロインや友人が春希が前に進めるよう背中を押してくれるような、物語の確信へ至る構造的に最後に回すべきだったんだろうが、来てしまったからには仕方がない。

ひょんな事から春希の複雑で屈折した人間関係に関わってしまったどこまでも真っ直ぐな後輩の小春。春希のバイト先の出版社の上司・麻里、雪菜から逃げるように転部した文学部で知り合った、雪菜やかずさとの一件以来、女性が深く自分と関わることを恐れるようになった春希に女性らしさを感じさせず春希が安心して関われる女性の千晶。

3人のヒロインが合流し、高校からの付き合いだった武也や依緒を交え恋模様が展開されていく。

バイト先の出版社で、ヨーロッパで活躍しピアニストとして有名になりつつある冬馬かずさの記事を書く事になった春希。(同級生であったことから、そのツテを上司に見込まれた形)

最初は当たり障りの無い記事を書いたが総ボツを喰らってしまう。

そのタイミングで、雪菜さんとのすれ違いが起きてしまう。

街から居なくなった雪菜を春希と共に探し、両想いであるにも関わらず一緒にいる事が出来ない2人の関係を知ってしまった小春。

雪菜とのすれ違いを経て、3年前のあの頃を、すれ違ってしまう前の3人を思い出すために春希は、春希と雪菜だけが知る『冬馬かずさ』の事を記事に書くことを決意する。

 

その記事を書き始めると同時に、物語の視点が入り混じる。高校から編集部へ文化祭の時の映像を収めたDVDが送られ、上司の麻理は会社で、小春は学校で、それぞれが春希の過去を知る事になる。

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過去の記憶の再生と、現在の人間関係が一気に交わるここのシーンは屈指の名シーンだと思う。そしてバックで流れる「届かない恋」は春希がどんな気持ちでこの記事を書いて思い出を昇華しきったのかをありありと語っている。

この記事に載せられた想いがとある1人の読者の気持ちを強く抉ることがこの時点で窺い知れる爆弾設置シーンでもある。こわいね。

 

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