4/20・21
見たアニメ
・その着せ替え人形は恋をする
作画が良い、撮影が良いから海辺の色彩がとても綺麗、海のデートなんかはキラキラした日差しのアニメっぽい海じゃなくてリアル寄りの海なのが大変好みだった
・まちカドまぞく 2丁目
4コマだからなのか異常なテンポの良さで不思議な視聴感になる
アニオリも多く軽妙な会話劇が楽しい
・マギアレコードfinal season 浅き暁の夢
めちゃくちゃ良かった。
自分の意思によって選び取った事、起きた出来事は覆せない、捨てたものは帰らないという思想が徹底されていてカッコいい。
2ndseasonのやちよさんと鶴乃、みたまと桃子でやってきた「その人が心の奥底で抱えてる秘密や悩み、苦しんでいる事を何も知らないくせに無遠慮に踏み込んだ」という踏襲をいろはがやってしまうのも過去は覆せないという作品思想の元、いろはの黒江を見捨てない優しさが過去に他人を見捨てた黒江を追い詰めていく結果に繋がっていき容赦が無い。
宮沢賢治をしばしば引用しながら、失敗を積み重ね、弱いままで、喜びも絶望も、取りこぼした後悔も全て受け入れ、他者とそれらを共有し繋がろう(コネクト)とする魔法少女達の物語、テーマはまどマギ本編よりずっと好きだな。
個人的にマギレコ 第一部は革命失敗の話だと認識していたので、森田童子色もつよめに出ています。
— 劇団イヌカレー (@gekidaninucurry) 2022年4月4日
祭りが終わった後に惰性で世の中が続いてる。ふんわりした怒りを消化し切れないまま惰性で生きるしかない。
劇団イヌカレー氏の一連のツイート、めちゃくちゃ教えてくれるやんとなった。
聞いた音楽
羊文学-our hope
羊文学2枚目のアルバム、平家物語などのタイアップ曲も入りよりメジャーな場所に出てきながら、らしさも変化も同時に感じられる良いアルバムだと思った。
「電波の街」の東京に出てきた影響を色濃く感じさせる歌詞、「正義が歪んでいる この街では」など社会を見る目が入り混じり疾走感を感じさせるコードがなんともアジカンっぽい。
「金色」 なんかもうカネコアヤノだ!!って感じだった。
「OOPARTS」でシンセとか取り入れてたのがサウンド的に1番びっくりしたかな、いややっぱり「電波の街」かな、とにかく表現の幅が広がりを感じさせられた。
いまの邦楽ってこういうオルタナ的なものも外に開かれているような、閉じた感じが全然しなくて好きだ、こんな感じだったら中高生の時期にもちゃんと音楽を聴いてたのだろうか。
あの頃全然興味なかったな。