2/12〜15
ラップミュージック周辺
・カニエ
ずっといろんな人を巻き込みながらインスタで暴れていた、彼周辺の人間関係が原因(離婚したキムやその新恋人)で今月リリース予定のアルバムDONDA2からキッド・カディを外すらしい、カディは「お前なんかもう友達じゃない」とツイートしていたがカニエはインスタで「カディのことは愛してる」と言っていた、じゃあ外すな。
・NFL ハーフタイムショー
このパフォーマンスは間違いなくヒップホップ史だけじゃなく音楽史の伝説になると思った。
個人的にはケンドリックのパフォーマンスが1番格好良かったけれど、エミネムも凄かった、片膝をつくパフォーマンス含め、1番話題になったのは彼だったのではないかな。
ちなみにケンドリックのヴァースは結構自主規制強めで「おれは警察が嫌いだ」とかも言ってなかった。
スパイダーマンFFH
アベンジャーズ・エンドゲームのその先を描いた1発目にこういう話を持ってくるのかと関心した。
エンドゲームまでのシリーズの顔を担っていたアイアンマン/トニー・スタークに後継者として選ばれたピーター・パーカー。
トニーが911以後のアメリカを象徴していたキャラクター(傲慢かつ我儘な子供だった彼が自身の戦争責任に目覚め、兵器の商売をやめ世界を守る方向へシフトしていく)であるならば、ピーターは現代のSNS社会を描写していくキャラクターになるのだろうなと感じた本作。
敵はドローンのプロジェクションマッピング技術を用いて架空のヒーローを演出するミステリオ。
虚構に脅かされる世界を守ろうと戦うスパイダーマンという構図のストーリー、様々な虚構と現実が錯綜し何度も予想を裏切られる展開が映像的にも映画体験的にもとても楽しかった。
残念ながらスパイダーマンはミステリオを打倒するもSNSというフィルターを通してフェイクニュースをばら撒かれて虚構に貶められてしまう。
トニーから引き継いだテクノロジーの責任や倫理もミステリオとの対比構図になっている。
トランプ政権前後のゴタゴタやコロナ禍や大統領選で加速する陰謀論やフェイクニュースにもつながる内容を素早く取り入れてくるMCUはやっぱすごい。
そもそもスパイダーマン1作目の敵が怒れる白人男性(Angry White Male)の風刺であり、こうした人々がトランプ政権の誕生に繋がっていくわけで。
MCUスパイダーマンは社会風刺やメッセージ性においては1番身近で当事者性を感じるシリーズだ。
あと恋愛が最高、とても可愛い。
聴いた音楽
NFLハーフタイムショーでドラムを叩いたアンダーソン・パークのシルクソニックが同タイミングでカバーをリリース、リスナーへのバレンタインプレゼント。甘いラブソング。
ファミリーマートでウマ娘コラボが始まったので戦利品、甘いのばっかりだ…。