20240101
雑感
仕事がなんだかんだ辞めることができずに今も働いている。
いい加減退職をする準備ができたのでもう手続きを進めるだけだが、今日モチベーションがさらに下がることがあり、退職への希望がさらに高まってしまった。
2024年はいい年にしたい。
しかしながら今日会社で音楽好きの先輩が讀賣新聞の一面を持ってきて渡してくれた。どうやら宇多丸氏といとうせいこう氏が寄稿したヒップホップ50周年に関する記事らしい。
ヒップホップの歴史の誕生を振り返りながらサマソニに出演したケンドリックが紹介されていた。
ケンドリックのパフォーマンスを振り返りながら、彼の持つストリート性、メッセージ性、音楽性の豊かさを絶賛しながら、しかし「ケンドリックだけを聴いてわかった気になってはいけない、ヒップホップは特定の天才が作り出したものではなくシーン全体で進化してきたネットワークの文化。誰かが何の気無しにやったことがネットワークを通じてトレンドが形成されてきた。」と語る、団地のパーティーから発生した文化が政治、人種、宗教、テクノロジーの発展やライフスタイルやコミュニティの変化など人間の生活に関わるあらゆる側面から絶えず影響を受け、また与えながら進化を続けるヒップホップの魅力の一端を改めて感じた。
会社の先輩にはケンドリックやカニエ、アウトキャストのCDを貸したり逆にこちらがロックの名盤を借りたりしてそれぞれの好きな音楽の話ができる、こういった貴重な交流ができるのはとても嬉しい。ブルシットな手間やあやふやな日本語のコミュニケーションへの憎しみがわずかばかりに解消された。