6/29・30

雑記

・美容室に行って、縮毛矯正をした。

髪がかるーい。

 

日本語ラップシーンの大御所が本当に好きじゃない。

特に呂布カルマ、こんな人に大きな発言力があるシーンがマトモになる訳がない。

「男なら皆そうする」って、一緒にすんな。

この人がミソジニー発言をして炎上するたびに他のラッパーのバトルラップの同様に酷いミソジニーをラップしている様子が掘り起こされ、それを見てうっすらシーンのことが嫌いになって、を繰り返す永久機関が完成しちまったな〜〜。

こういうトキシック・マスキュリニティな振る舞いをする人がのさばっていると若手に迷惑をかける。

 

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

スパイダーバース2作目、正直2時間20分も使って予告編で大体のストーリー語り終えてるじゃんという感じで、予想を超えてくるストーリーでは無い。その上起承転結の転にあたる部分で終わってしまった。

でもすっっっっごい面白かった。

アニメーションが本当に凄くて、マルチバース的な要素も扱うため画面にバラバラな作風のキャラクターが同時に登場しているのに全く違和感を感じない、色調も自由でキャラクターの感情に沿ってバキバキに寒色で染められていたりする、2時間以上も物凄い情報量が画面に飛び交っていながら、きちんとキャラクターのドラマを重厚に描いているので食い入るように夢中になって没入できた。

主人公・マイルスだけでは無くて、今作ではグウェンにも大きくスポットが当てられたW主人公形式でマイルス、グウェンがそれぞれの孤独や悩み、誰とも分かち合えない秘密を抱える葛藤と、子どもたちが成長し、何かに苦しんでいても秘密を打ち明けてくれない事に戸惑うそれぞれの親との交流がこの映画の大部分を占める。

この親と子のコミュニケーションが本当に丁寧で、見ていてずっと胸が締め付けられていた。

特に水彩画のような色彩で描写するグウェンの描写が美しかった。

その映画の大部分を占めるパートがつまんないと思う人は微妙なんだろうな……。

このリリックビデオに収録されているように、ニューヨークの街を逆さに眺めるマイルスとグウェンのシーンが1番印象的、人とは違う見つめ方で世界を見つめる孤独な者同士の共鳴。

Metro BoominとSwae Leeはよく一緒に曲を作っているというか、Metroが作る楽曲作品の客演が固定化されてきてる気がする。

笑えるシーンも多かったが、1番笑えたのはラッパー・Childish Gambinoでありコメディアンでもありドラマプロデューサーと多彩に活躍するDonald Gloverが実写のまま牢屋に居たこと。

 

聴いた

Lil Uzi Vert-Pink Tape

94分は長いっす。

今回はかなりサンプリングが多かった印象、それも様々なジャンルから取り入れている。

思いっきりメタルの要素を混ぜた作風でBring Me The HorizonやBABYMETALに自分を引き寄せるのでは無く彼らの色に染まりに行ったり、かといってTravis Scottや Don Toriverなど同じシーンを走っている仲間たちと従来のようにトラップに載せてラップをしたり凄く雑多な感じが出ていて、しかしコンセプトが迷子になってます、という混乱させる感じはせずしっかりまとまっていると思った。

お気に入りの曲

 

黒鉄たま (CV: 秋奈) - いただきバベル (Aiobahn Remix) 

MVがまず凄く可愛い、ローファイ、ダブステップ…とめまぐるしく展開が変わってくのが楽しすぎる。特にポンチャック?と言われてるへろっとしたゆるいビートからトラップを挟むとこかなり好き。