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聴いた物

Stormzy - This Is What I Mean

UKラップシーン、グライムを牽引するラッパーの3作目アルバム。

グライムだけじゃなくR&Bやソウル、特にゴスペルの要素が強く取り入れられてて過去2作よりもずっとメロウで聴きやすく、よりパーソナルな歌詞が赤裸々に語られている。

ストームジー:そうだね。最初のレコーディングの前日に話したんだ。あのとき、俺の頭の中にはあったけどまだ確定していなかったことをあなたがどんどん言い出して本当にびっくりしたよ。何かをつくるときはオーディエンスのことは最後に考えるべきだ、って。心の中では自分が何をすべきかわかっていたけど、あなたにそう言われてもっと確信が持てた。

リック:変だと思われるかもしれないけど、本当にそうなんだ。オーディエンスに尽くしていたら、オーディエンスのことを考えられなくなる。
ストームジー:面白いよね。THE TWINSのアレックとアレックスともよくその話をする。真の芸術的自由とは、オーディエンスのことを考えず、本当に純粋な方法でやることだ。みんなが自分について思っていることを否定するのとも違う。自分に100%正直でいることが大切なんだ。

インタビューにある通り、彼は今回より自由に、自分本位に、自分の中にあるものを掘り下げながらアルバムを作ったようで、同年のケンドリックのアルバムと共通したものを感じる。

シーンの中で自分が背負うべき役割やストーリーから離れ、自分自身を見つめる内省、啓発、スピリチュアルな作品が今の時代性なのかもしれない。

というかコロナで強制的にそういう時代に向かわされたのかもしれない。

 

見たアニメ

Buddy Daddies

狙ったターゲットは逃さない。
そんな男2人の殺し屋バディが、4歳の女の子を引き取るハメに。
新たに始まったのは、ホット&クールな男2人組と天真爛漫な女児との家族生活。
どんな仕事もこなす2人でも、1人の娘に悪戦苦闘。食事の世話から遊びの相手、保育園の送迎などに大慌て。それでも仕事の依頼は断れない。
さらに、女の子は2人が始末した極悪マフィアボスの隠し子だったのだ…!
果たして、仕事と育児の両立は可能なのか?
そして、仮初めの家族に幸せは訪れるのか?

P.A.WORKSニトロプラスの共同制作オリジナルアニメ。

殺し屋生活と育児の空気の温度差を楽しむアニメなんだろうか、エナミカツミさんデザインのキャラクターかなり好きなので注視していきたい。