12/5〜8

ホワイトアルバム2

クリスマスのデートとも呼べないデートでは雪菜さんとの関係を取り戻すために「冬馬かずさを忘れた」「これまでの事を全部なかったことにして、1から俺たちはやり直そう」というやり取りをする。

f:id:tm_ulstergyro:20211209001922p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209001916p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209001910p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209001926p:image

残すのは雪菜との思い出だけ〜そこから先は雪菜と俺だけの完全オリジナルストーリー。〜それはあまりにも俺にとって分の良すぎる、ご都合主義の塊とも言える設定。自分の罪も、雪菜の罪悪感もなかったことにする、究極の反則技。

だけどもう良いだろ?自分の罪を押し通すのも、雪菜の罪を否定するのも。そんな、三年間ずっと繰り返してた悲しいぶつかり合いに俺たちはもう疲れ果てた。

 

身勝手で都合が良い、最低だけれど雪菜を必ず選ぶという約束を3年間苦しみ続けた雪菜さんは断ることなんかできない。

けれどここからが急転直下。

f:id:tm_ulstergyro:20211209004958p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209004949p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209004953p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209005004p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209005009p:image

冷静な俺が、慌てちゃいけないと警告している。雪菜が本当に大切なら、余計に今はダメだって。

今の雪菜は普通じゃない、必要以上に無理して、必死で俺に近づこうとしている。

俺を受け入れることにこだわりすぎて、自分の気持ちが追いついていない事に気がついていない。

春希の頭の裏では警告音が鳴り響いているのに雪菜さんの少女のようなあどけなさ、それに相反する大人びた妖しさは春希を翻弄し、正常な思考を奪っていく。

f:id:tm_ulstergyro:20211209010229p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209010219p:image

f:id:tm_ulstergyro:20211209010239p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209010243p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209010234p:image

 

f:id:tm_ulstergyro:20211209010341p:image
f:id:tm_ulstergyro:20211209010339p:imagef:id:tm_ulstergyro:20211209010344p:image

そして武也からのキラーパス、春希は脳裏では危ないと感じながらも結局は欲望に流されてしまう。3年間という停滞した時間は春希にとっても長すぎた。

終わった!

 

Apple Music

 Apple MusicやSpotifyなどで今年の個人が音楽を聴いた時間、ランキングなどが見れるようになってSNSで各々が今年聴いてた音楽などを共有し始めた。

で、自分は結果はこうだった。

f:id:tm_ulstergyro:20211209012231j:image

Tyler The Creatorの音楽が本当に好きらしい、本当に飽きもせず聴いてる。

タイラーとカニエのアルバム2枚だけでもまだ全然消化できる気がしない。

タイラーの最新アルバム'Call Me If You Get Lost'にはホワイトアルバム2のように三角関係を歌った曲''WILSHIRE''がある。

一線は超えてないけれど特別な関係になった女性には、もっと大切な人が居た。という状況を歌った曲だが淡々とループしたビートで8分30秒、わがままハイウェイくらいの長さでストーリーが展開されている。

惹かれあったり離れたり、けど決して交わらない自分と彼女の2人の関係性を「They all know that we friends, but we both aware that it's more(俺たちが友達なのはみんな知ってるけどそれ以上の関係があるのも気がつかれてる)」「We straight like a bad perm, we’ll always be good friends(俺たちはヘタクソなパーマのように真っ直ぐで、これからもずっと親友なんだろう)」と綴り、これ以上にはならない悲しみを歌っている。

あらゆるものでホワルバ2を連想してしまう状況にある、もう本当に勘弁してくれ。

 

百合姫コミックスセール

Kindleでセールが始まったのでまた貯まってた10冊ほどを購入した。

「踊り場にスカートが鳴る」がめちゃくちゃ良かった。

 

桜ヶ森高校・社交ダンス部2年の春間ききは、「パートナー」(女役)として踊りたいと思いながら身長が高い自分に「合う役」である「リーダー」(男役)を続けていた。ある日、ききは幼馴染からペアの解消を告げられ、新しいパートナーを探すことに。…しかし、なかなか新しいペアは組めず、放課後に一人、憧れるパートナーのダンスを踊っていた。そんな彼女の姿を見た小柄で華奢な1年生・鳥羽見みちるは「私のパートナーになってください」と言って手をとり──

「こう在りたい自分」と「周囲から期待される、押しつけられる自分像」の矛盾で葛藤する少女2人が手を取り合い、見た目や体格が重要視される社交ダンスを題材に自分の好きを諦めない戦いを始める熱のある物語が繊細で柔らかな絵筆で描かれている。

こんな矛盾した自分が嫌、私自分を好きになりたい、だからお願い。私と一緒に戦って欲しい。

 

社交ダンス市民大会 二週間後、参加は誰でもOK 〜〜明日からみっちり特訓です

…出るのか〜

出ますよ 二人の最初の戦場です

 

 

NYの地下鉄の一幕

めちゃくちゃ笑った、地下鉄での幼稚な言い争いと演奏するミュージシャン、ミュージシャンにお金を渡す子供と混沌としている光景をケンドリックのアルバムの導入と言われたら確かにそうとしか聞こえない、アルバムTo Pimp A Butterflyはケンドリックが自らのルーツである南アフリカを訪れた影響が色濃く現れている、それだけじゃなくアフリカンアメリカン発祥のジャズを取り入れることによって音楽的にも黒人のルーツに迫ったブラックミュージックの集大成的な作品になっている、地下鉄でミュージシャンがジャズを演奏してるせいでよりそれっぽさが増している

特にiの冒頭が完全にツイートの部分と似てる。

 

Twitter